同社の化学エンジニアリング設計サービスは、プロジェクトのライフサイクル全体を網羅しており、可能性調査から運転開始後のサポートまで対応しています。コンセプト設計にはプロセス経路選択と質量/エネルギー収支の開発が含まれ、経済的スクリーニングには償却期間(<3年)や投資利益率(ROI>15%)などの指標を使用します。基本設計には機器サイズ決定、PFD(プロセスフローダイアグラム)作成、および配置計画が含まれます。詳細設計ではP&ID作成、機器仕様書、建設図面に取り組みます。エンジニアリングチームは、石油化学、製薬、ファインケミカル、再生可能エネルギーなど、さまざまな業界での設計経験を持っています。注目すべきプロジェクトには、リグノセルロースバイオマスの酵素分解を使用した年産10万トンのバイオエタノール工場や、脱硫装置を備えた年産5万トンのカーボンブラック工場があります。また、同社はデジタルエンジニアリングサービスも提供しており、Bentley PlantWiseを使用した3Dプラントモデリングや、プロジェクトスケジュールの最適化を行うための建設シーケンスシミュレーションを行っています。